トップを取るにはどうすれば?~番外編~

勉強は問題集を解くばかりではいけない、それと同じぐらいインプットもやらないといけないよ、と、中3冬期講習で語ったその夜―

せっかくだから校内1位を取り続けている中2男子にも必勝法を語ってもらうことにしました。

「いや~なんか企業秘密を聞くみたいで申し訳ないんだけどさ…でも、みんなも興味あるよね」

そう言って成績上位にいる女子らの顔を伺うと、一人は力強くウンウンと頷き、もう一人は苦笑いしました。

「…ということで悪いんだけどさ、
試験前にどんな勉強をするのかちょっとでいいから教えてくれない?」

改めて男子に振ると、彼は何から話していいか困っているようだったので私から聞きました。

「ほら、世間一般に言われるアレ…、
学校のワークは3回繰り返して解くってやつ、それはもちろんやってるのかな?」

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まずは軽いジャブから。
まあこれくらいはやってるだろう…と何気なしに聞くと、彼はキッパリ言いました。
「いえ、1回しかやりません」

「えっ?!」
「そうなの?」
「ウソ…」

彼の答えに辺りは一気にザワザワ。
いいねえ、いいねえ、面白くなってきた。

「へえ~!それで?他には?」

「え~…塾にある問題集はたくさん解きます」

「ほ~う!いつも試験前にアレもコレも借りていっていいですかと聞くもんね。持ってったもの、ちゃんとやってるんだな?」

「はい、やります」

さっすが!
これも私がよく言う勉強法の一つ。

勉強をペンキ塗りにたとえて言うと、

試験範囲を一枚の壁に見立て、そこを学校ワークで横から塗りつぶし、次に塾のワークで縦に塗り、ほかのワークで斜めに塗り…とすきまなくいろいろな方向から塗りつぶすと大変効果があります。

・効果その①
何重にも塗られた部分はどのワークにも登場する今回の試験の共通項。当然ながらおさえておくべき最重要ポイントになります。

・効果その②
同じものを意図的に繰り返すことも大事ですが、この方法だと常に新鮮な気持ちで繰り返し学習できるのでモチベーションがアップします。

・効果その③
いろんな角度から塗りつぶすので、モレが非常に少なくなり、対応力も増します。


「アウトプットをそれだけやればな…そりゃあ成績は上だわ。学校ワークが終わったからといって遊んでいいワケじゃないんだよ、わかる?」

ここで中堅どころでプカプカ浮いている男子らに視線を飛ばすと、みな一様に苦笑い。
フフ、王者の意見、参考にしてくれよ~。

「でもオレの持論からいくと…、」
ここでまた1位の男子に話を戻しました。

「それだけではトップは取れないんだけどなあ…」

すると、男子は私の疑問にすぐに答えてくれました。

「あ、社会とか理科とか、覚えなくちゃいけないものは教科書のまとめをします」

「そう!それだ!結構時間を取るのか?」

「そうですね、問題をやるのと同じぐらい」

「ほらキタ~!ウンウン、やっぱりそうか。
まさに今朝中3に語ったこと同じだよ。

トップを取りたかったら(偏差値を上げたかったら)、

アウトプットだけでなくインプットもやらないといけないよ、両方同じぐらい大事だよという話をしたの。まさに!だね!」

いや~、問題集を解く人は多いけど、インプットをする人が少ないからな~。

これが同学年の口から出てホント良かったわ。

といっても、どういう風にやればいいかわからない人もいるだろう。

よし!
次の学年末テストはその「まとめ方」について指導しよう!