このごろ思うこと

FROM:遠藤祐樹

ただいまテスト対策の真っ最中。

中高生からの大量の質問に答えているだけで一日が光のごとく過ぎていきます。

さて、そんな質問の嵐に対処している中で改めて実感したことなのですが、

今の中高生は言葉の知識が足りていないな、と。

具体的に言うと、

名取教室で中3の女子が私に質問してきました。

「先生、”ストライキ”って何ですか?」

女子がやっていたのは歴史でしたが、「ストライキ」の意味が分からなくて、教科書やワークの説明を読んでもピンと来ていない様子でした。

「労働の条件を改善してほしくて、働くことを一時的に放棄すること」と説明すると、

「一時的?」と、今度はそこが腑に落ちない模様。

「うーんとね…」と今度はもっと単語のレベルを落として説明してあげると、

「あー、なるほど!わかった、ありがとうございます!」とスッキリしたような表情を浮かべました。

またある時は高校生から数学の質問。

「先生、”排反”って何?”同様に確からしい”ってどういうこと!?これって数学ですよね?もう意味ワカンナーイ」と感情むき出しで私に食ってかかってきました。

「まあまあ落ち着いて…」となだめながら、数学を教える前に言葉の意味を教えることに。ふう…

高校生に関して言えば、日本史教えて、世界史教えて、現社教えてと社会系科目の質問を多く受けます。

いくら知性あふれる私でも、すべてに精通しているわけではないので、

「教科書読めばわかるでしょ」と言うと、「全然分からない」と一蹴。

じゃあ、しょうがない、一緒に読んでやるかと、1ページを二人で読むと、一つ一つの単語で立ち止まり、「これってどういう意味ですか?」という質問がくる。

結局のところ、言葉が理解できていないために、勉強がストップしてしまうんですね。

これでは一人で勉強するのはキツイだろうなあ。

将棋界の新星・藤井聡太四段がインタビューで、「望外」や「僥倖」といった中学生とは思えない言葉を口にしたことが、ニュースなどで取り上げられていますが、

なるほど、やはり「言葉こそ知性」だな。

そう思う、今日このごろでした。

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↑23:00過ぎまで自習していく中3の4名。がんばれ!!