成功体験を積ませたい

今年の3月―

中3に上がる女子生徒のお母さんから、相談があるとのことで、わざわざ名取教室の方まで電話がありました。

どうしたんだろう…と不思議に思いながら内容を聞くと、

・ご存知の通り、娘は理科が苦手だと言っている

・中3に上がる前に何とかしようと、中1中2の塾のワークを引っ張り出してきて…

・毎日朝5時に起きてイチからバーッと解き直しているが…

・本当にそれでいいのか。もっとこうやったらいいとか、なにか効率良いやり方はないものか…

というご相談でした。

(しっかし・・・)

私はお話を聞きながら思いました。

苦手だからって毎日朝5時!に起きてコツコツやるかね普通・・・

そういうマメなところというか、危機意識があるところが女子の長所なんだよなあ・・・

あ~あ、男子連中にもこういう要素が1割でも備わってくれたら・・・


大きく嘆いた後、私はお母さんにこう言いました。

「こうやればいいよというのはあるといえばありますが・・・

でも、今は本人が自分で危機を感じてそれを始めたんですよね。

せっかくそういう気持ちになっているときに、他がああしろと指図するのは良くありません。

それをやって結果が出れば大きな自信につながり、それはこのあとあの子が壁にぶつかったとき、壁をつき破る大きな武器になります。

もし結果が出なかったら・・・そのときにアドバイスしても遅くはありません。

今は見守ってあげましょう。いや~偉いもんですね!」


その後―

その子は春のみやぎ模試で、それまで70点台だった理科が90点台になり、結果が返されたとき、「やったー!こんなに取れたの初めて!」と涙目になって喜びました。


前のブログで、自分で記述対策を作った男子もそうですが、

危機を感じて、

自ら工夫を試みて、

結果が出る

この小さな成功体験を若いうちにどれだけ経験できるか(させてあげられるか)が大事ですね。